定家様

若宮&パートナーズ広島北支店の野村です。

熊野町の筆の里工房を訪れました。

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開館30周年記念として開催中の

「定家様が伝えた文化ーそうだったのか藤原定家さん」です。

平安時代の終わりから鎌倉時代に歌人として活躍した藤原定家。

業績は大きく分けて3つあるそうです。

1つ目は日記を書いたこと📖

10代の頃から書き続けた日記「明月記」は74歳までの56年分❗❗が現存しており国宝に指定されています。

2つ目は歌集を作ったこと♫

天皇の命を受け「新古今和歌集」「新勅撰和歌集」の編さんに携わりました。歴史の授業で習った覚えがあります。

3つ目は本を書き写したこと🖊️

和歌作りや編さんの研究資料にするため、たくさんの和歌や物語の書き写しをしており、「源氏物語」や「土佐日記」を今読めるのは定家が書き写してくれたおかげとも言われているようです。

当時は他に方法がないとはいえ、一文字ずつ書き写すのですからすごい情熱です🔥

定家の文字は太い線と細い線の差が極端で前後の文字がつながっていないなど当時の美しさの基準から外れた独特なもので、定家自身も上手とは思っていなかったようです。

しかし、室町時代に茶道が盛んになると定家の書が茶室に飾られるようになり、江戸時代にはその書きぶりやスタイルが「定家様」(ていかよう)と呼ばれ、大流行しました。

世の中分かりませんね👏

現在でも和菓子屋のロゴやフォントなどに使われて親しまれているようです。

定家様のスタンプコーナーがあり、記念に押して帰りました。

このヘタウマでかわいらしいキャッチ―さがバズったのでしょう。

何を言っているのかわかりませんが😅

定家の書は普段は末えいの冷泉家で保管されていて、なかなか外には出ないようですが、今回の展示では「明月記」を含めて国宝4件、重要文化財5件を鑑賞できるとのことで貴重な機会です。

和歌や古典にうとい私でも約800年前に書かれた書が目の前にあることに圧倒され、文字が定家の情熱を帯びているようで感じるものがありました。

秋のお出かけスポットにおススメです❗

ベランダのナスの鉢にカエルくんが住み着いてかわいいです😍

日に日に大きくなっています🤩

肝心のナスの発育がイマイチですので肥料など研究してみます🍆

さわやかな気候になりました。いろいろな秋を楽しもうと思います💨

季節の変わり目ですので皆様ご自愛下さい。